会社員から個人事業主になるには?独立準備・開業手続き・必要なものを解説

個人事業主の始め方
お悩み人

会社員から個人事業主になるには、何を準備すればいいんだろう…

独立を考えはじめると、こんなふうに不安が先に出てきますよね。

そんな気持ち、僕もまったく同じでした。

会社員から独立したとき、右も左もわからず不安だらけで、ひとつずつ調べながら準備を進めた経験があります。

いぐねこ

会社員から個人事業主へ。僕が実際にやってきた流れを、体験ベースでわかりやすくお話ししますね。

個人事業主になるための方法は、専門的な知識が必要に見えるかもしれませんが、実際は小さな準備の積み重ねで進んでいくことがほとんどです。

この記事では、会社員のうちにやっておく準備や、開業前後の動き、そして僕自身が実際に経験した「失敗したことやってよかったこと」をまとめています。

本記事はこんな方に向いています
  • 会社員から個人事業主になりたい
  • 何から準備するべきかわからない
  • 融資や開業届についてイメージを持ちたい
  • 実際の体験談を参考にしたい
  • 独立までの流れを具体的に知りたい
この記事でわかること
  • 会社員から個人事業主になるための基礎知識
  • 会社員のうちにやっておくとラクな準備
  • 独立までのリアルなロードマップ(体験談)
  • 開業前後に必要なチェックリスト
  • 独立後の仕事の進め方や考え方

僕が独立を決意したとき、特に悩んだのが 「どの順番で何をすればいいのか?」 でした。

あなたには同じことで迷ってほしくないので、この記事ではその流れをできるだけわかりやすくまとめています。

いぐねこ

独立の準備って、不安もあるけどワクワクもありますよね。一歩ずつ進めていけば大丈夫です。

それでは、会社員から個人事業主になるまでの流れをいっしょに見ていきましょう。

このサイトの運営者
いぐねこ
  • 会社員から独立して個人事業主になりました
  • 法人企業と仕事のやり取りする個人事業主です
  • 個人事業主で準備したことを記事でご紹介しています
目次

会社員から個人事業主になるには?最初に知っておきたい基礎知識

会社員として働いていると「いつか独立したい」「自分の力でやってみたい」と思うことがありますよね。

いぐねこ

僕もそのひとりで、会社員の頃から少しずつ準備をして、思い切って個人事業主として踏み出しました。

最初の一歩として大切なのは、「個人事業主ってどういうものなのか?」を理解しておくことでした。

難しい専門知識よりも、「どんな働き方なのか」「どこが会社員と違うのか」を知るだけでも、ぐっとイメージしやすくなります。

個人事業主とは何か

個人事業主とは、かんたんに言うと 自分自身で事業を行う人のことです。

お店をかまえる人もいれば、自宅を仕事場にしてひとりで活動する人もいます。

会社に属して働くのではなく、仕事の受注・スケジュール・お金の管理まで全部自分で決めていく働き方です。

いぐねこ

僕の場合は、自宅の一部を仕事場にしてスタートしました。

小さく始める」という選択もできるので、意外と身近に感じられると思います。

フリーランスとの違い

よく聞かれるのが「フリーランスと何が違うの?」という点です。

いぐねこ

実は僕も会社員の頃、ここがよくわかっていませんでした。

フリーランスとは?

会社や団体に属さずに個人で仕事を請け負う「働き方」を意味しています。

  • 働く場所や時間が自由(自宅など)
  • 会社に属さず仕事の請負
  • 従業員を雇用していない
個人事業主とは?

働き方ではなく「税法上の区分」個人で事業を営む人のこと。

  • 違いは税務署に「開業届」を提出したか、していないか
  • 確定申告で税金を安くしたい場合など
    (開業届、青色申告承認申請書)

参考:フリーランスとして安心して働ける環境を整備するためのガイドライン(経済産業省)

という違いがあります。

つまり、フリーランスでも税務署に 「開業届」 を提出すれば個人事業主になります。

僕も最初は「フリーランスって名乗ればいいのかな?」と思っていましたが、実際には開業届を出すことで、ちゃんと事業としてスタートできました。

開業届を出すと何が変わる?

開業届を出すと、事業が正式にスタートします。

いぐねこ

といっても難しいことはなく、書類は1枚だけで提出も簡単でした。

開業届を出すと変わることは、こんな感じです。

  • 確定申告が必要になる(事業の収支を提出する)
  • 青色申告の申請もできる(節税につながる)
  • 「屋号(お店の名前)」を名乗れる
  • 個人事業主として取引先から信頼されやすくなる

僕は会社員時代からお付き合いのあった企業さんとも取引を続けたかったので、開業届を提出して「事業としてやっていきます」と伝えることで、とてもスムーズに話が進みました。

開業届=いよいよ始まる」という気持ちにもなりますし、独立を現実のものにしてくれる大切な一歩です。

いぐねこ

以上が、個人事業主として動き出す前に知っておくとラクになる基礎知識です。

会社員のうちに必ずやるべき準備【最短で独立するためのステップ】

独立を考えはじめた頃、僕が最初に感じたのは「何から手をつければいいんだろう?」という気持ちでした。

いぐねこ

いざ準備を始めてみると、やることは意外と多いんですよね。

でも、会社員のうちにできることをしっかり進めておくと、独立後の余裕がまったく違ってきます。

ここでは、僕が実際にやってきた内容を中心に、会社員のうちにやっておくと助かる準備をお伝えします。

事業計画づくりで「やること」を整理

まず取りかかったのが 事業計画書づくり でした。

いぐねこ

難しそうに聞こえるかもしれませんが、自分の考えを整理できるのでとても役立ちます。

僕も最初は「書き方がわからない…」と不安でしたが、作り始めると、頭の中がスッキリして「自分は何をしたいのか?」「どんな準備が必要なのか」が見えてきます。

初めての事業計画書
  • どんな仕事をしていくのか
  • 必要な道具や環境
  • お金の流れ(収入・支出)
  • いつから始めるのか
いぐねこ

後から日本政策金融公庫の融資面談でも使えて、準備しながら自信もつきました。

「いつか独立したい」と思ったら、まず書いてみるのもおすすめです。

支援センターで無料相談するメリット

僕の周りには個人事業主の人や経営者がいなかったので、ひとりで悩んでしまうことも多かったんですが、そこで頼りになったのが 支援センターの無料相談 でした。

相談内容
  • 自分の考えていることが伝わるか
  • 開業までの流れが現実的か
  • お金の計画にムリがないか
いぐねこ

第三者の視点でアドバイスをもらえました。

相談員の方に話してみると、

なるほど、それならこうした方が良いかも。

気づくこともたくさんあって、独立への不安が少しずつ軽くなっていきました。

ひとりで抱え込むより、早いうちに相談しておくのは本当におすすめです。

融資が必要かどうか判断するポイント

独立を考えた時に気になるのがお金のことですよね。

いぐねこ

僕も最初は「資金ってどれくらい必要なんだろう…」と不安だらけでした。

事業を始めると
  • 設備資金
  • 家賃や光熱費
  • 事業が軌道にのるまでの資金

思ったより、いろいろお金がかかります。

いぐねこ

僕は事業計画書をもとに、日本政策金融公庫と地域の信用金庫に相談をしました。

その結果、自己資金と合わせて200万円ほどの準備 をすることができ、独立した最初の数カ月を安心して過ごせました。

融資は必ずしも必要ではありませんが、
しばらく収入が不安定でも続けられるかどうか」を基準に考えてみると判断しやすかったです。

会社員のうちに済ませたい審査・手続き

僕は独立後にバタバタしてしまったので、もし戻れるなら「絶対に会社員のうちにやるべきだった…」と思っています。

審査や手続き
  • クレジットカードの作成
  • ローンの手続き
  • スマホ・ネット回線の契約
  • 家賃の更新や見直し

会社員のほうが審査も通りやすいので、独立前に済ませておくととても安心できます。

僕はこのあたりが遅れてしまい、開業準備・融資・業務が同時進行になってしまい、最初の1か月は本当にバタバタでした。

これから準備をする方には、ぜひ早めに手続きしてほしいところです。

独立までのリアルなロードマップ(体験談で解説)

会社員として働いていると、ふと「自分でもできるかもしれない」「いつか独立してみたい」と思う瞬間がありますよね。

いぐねこ

僕も同じ気持ちでスタートしました。

わたしの開業時

最初は独立して収入が不安定になること想定していたので、数カ月は事業継続できるように資金面を主に計画。

  1. 働く場所:自宅の一部
  2. 準備期間:2カ月
  3. 自己資金:退職金
  4. 融資金額:200万円
    • 100万円(日本政策金融公庫)
    • 100万円(信用金庫

正直、準備期間はかなり短めで、今振り返ると「もっと余裕をもって動いたほうが良かった」と思う部分もあります。

独立までの流れをざっくり振り返ると、こんな感じでした。

準備期間2か月で始めた体験談

いぐねこ

僕は会社員の頃と同じ業種で独立しました。

もともと業務内容はひとりで完結できるものが多かったので、「今の経験をそのまま活かせる」と思って挑戦を決意しました。

ただ、準備期間は 2か月 と少し短めだったのが反省点です。

準備期間
  • 開業計画、準備
  • 退職の手続きの準備
  • 融資の準備
  • 引き継ぎ
  • 新しい仕事の準備

これらが同時進行になってしまい、開業月はかなり慌ただしくなりました。

時間に余裕があれば、もっと落ち着いてできたのにな…」と感じたので、
これから準備する方には できれば半年~1年くらい余裕を持つことをおすすめ したいところです。

僕の反省点を含めつつ、これから紹介する流れを参考に進めてもらえたら嬉しいです。

日本政策金融公庫での融資面談の流れ

いぐねこ

独立したばかりの時期は収入が不安定になる可能性があるので、僕は日本政策金融公庫の融資を活用しました。

実際の流れはこんな感じでした。

提出した資料

資料は多めでしたが、しっかり準備していたおかげで説明しやすかったです。

面談時に提出した資料
  • 事業計画書
  • 受注明細書(どんな仕事をしていくか)
  • 収支計画書
  • 会社員時代の営業実績
  • 必要な設備の見積書自己資金の通帳コピーやローン残高など
①事業計画書
事業計画書

初めて書いたので内容に自信はないけど、事業計画書はこんな感じで提出しました。

日本政策金融公庫でも、いろいろな業種の記入例があるので、チェックしてみましょう。

受注明細書
受注明細書

独立をすると決めた時、数案件のお話をいただいていたので、参考程度に受注明細表を作成して提出しました。

いぐねこ

仕事がないと融資してもらうのも厳しそうと思ったので、この資料は提出してよかったです。

何案件か決まっているものがあると、面談時にはちょっと印象は良かったです。

③収支計画書
収支計画書
収支計画書

独立して4年後まで想定した収支計画書も提出しました。

いぐねこ

会社員時代の実績から、「これくらいになりそう」と思いながら作成しました。

独立してから、提出した資料通りにはいかなかったけど、今も個人事業主を続けられています。

会社員時代の営業実績
会社員時代の営業実績

補足資料として会社員時代に営業をして受注できた案件をまとめた資料を提出しました。

いぐねこ

通常業務も行いながら、営業活動をしながら会社に売上貢献した内容です。

こういった資料も面談時にはちょっと印象は良かったです。

面談の内容

いぐねこ

面談は1時間ほどで終わり、さほど緊張感もなく、聞かれたことに答える程度で終わりました。

主に、次のことを丁寧に確認されました。

  • 事業計画書に書かれた内容
  • 借りたお金の使い道
  • 収入の見込み
  • 自己資金はいくらか

面談の中で「融資は自己資金の3倍くらいまでですよ」と言われたことを覚えています。

開業時の結果として
  • 日本政策金融公庫:100万円
  • 信用金庫:100万円
    • 口座開設後に営業の人から開業融資のお話をもらいました
  • 自己資金(退職金)
いぐねこ

合計200万円ほどを準備でき、安心して独立後の数ヶ月を過ごすことができました。

会社への退職相談と円満退社のポイント

退職の相談をした日は、なかなか緊張したのを覚えています。

いぐねこ

ただ、会社員時代のお付き合いがそのまま仕事につながる場合もあるので、ここは丁寧に進めてよかった部分です。

僕が気をつけたポイントは次の通りです。

  • 感情的にならず、理由をはっきり伝える
  • 引き継ぎの期間をしっかり守る
  • 退職日は会社と相談しながら決める
  • 退職後も関係が続くように誠実に対応する

実際、退職したあとに「また仕事をお願いしたい」と声をかけてもらえたことがあり、円満退社が大きな一歩になりました。

いぐねこ

退職願いを書く便利なセットもあるので、活用してみてくださいね。

お礼状の準備

開業するとお花など、もらう場合もあると思います。

いぐねこ

僕は準備不足で、どうしようかと悩みました。

落ち着いたら挨拶に伺ってもいいけど、僕は準備不足で遅くなると判断したので、先にお礼状を出すことにしました。

いぐねこ

急な対応には、挨拶状の専門サービス もあるので便利です。

お礼状のパターンがいろいろあり、文章の修正もできるのでオススメです。

開業準備で失敗したこと・やってよかったこと

準備を進めながら見えてきた「失敗したこと」「やってよかったこと」もまとめておきます。

失敗したこと
  • 準備期間が短く、開業月がバタバタになった
  • 融資の手続きを前倒しできず、業務と重なってしまった
  • 会社員のうちに済ませるべき審査が遅れてしまった

独立後はすぐに税金の支払い通知も届きはじめるので、お金の流れを読めていないと余裕がなくなると感じました。

やってよかったこと
  • 事業計画書をしっかり作ったこと
     →頭が整理され、面談でも役立った
  • 支援センターで相談したこと
     →第三者の意見がとても参考になった
  • 独自ドメインやメールアドレスなど事務系の準備を整えたこと
     →取引先からの印象が良くなった
  • 独立後すぐに動けるよう、必要な書類をまとめて準備したこと

独立の準備は「やってみないとわからないこと」も多いですが、一歩ずつ進めていくと、少しずつ未来が見えてくる感覚があります。

個人事業主の開業準備チェックリスト

いよいよ独立に向けて、やることを一つずつ形にしていく段階です。

いぐねこ

僕もこの時期はワクワクと不安がまざったような気持ちで、毎日いろいろ調べながら準備を進めていました。

ただ、正直にいうと、ここは「もっと整理して準備すればよかった…」と思うところでもあります。

開業準備・融資の手続き・退職の引き継ぎが同時進行になり、最初の1か月は本当にバタバタでした。

これから独立を目指す方には、そんな経験をもとにこれは最初にまとめておくと助かるという内容をチェックリスト形式でお伝えしますね。

開業届・青色申告承認申請書

まずは、独立に欠かせない書類からです。

個人事業主として事業を始める場合は、税務署へ 「開業届」 を提出する必要があります。

開業届は1枚のシンプルな書類ですが、提出することで正式に事業がスタートします。

あわせて、多くの方が利用する 青色申告承認申請書も同時に準備しておくと安心です。

僕は退職日が年末だったので、開業日は1月4日にして準備を進めました。

開業日前(10日前くらい)でも書類の受付はしてくれました。

いぐねこ

提出後は、「いよいよ始まるんだな」と気持ちが引き締まったのを覚えています。

メールアドレス・名刺などの事務セット

独立すると、事務周りの準備が思ったより多いんですよね。

いぐねこ

特にメールアドレスは、取引先とのやり取りにも使うので独立前から整えておいてよかったです。

僕はフリーメールではなく、独自ドメインのメールアドレス を作成しました。

初めて名刺を作った時は、「自分の名前で仕事をするんだ」と実感がわいてきて、ちょっと嬉しかったのを覚えています。

会計ソフト・口座・保険の準備

開業すると、会社にいた頃とは違ってお金の動きや管理も自分でやる必要があります。

いぐねこ

そのため、事前に以下のものを準備しました。

  • 会計ソフト(僕は早めに導入しました)
    • 税理士に依頼するか、自分でやるかを決めておく
  • 事業用の銀行口座
    • 開業届の控えが必要
  • 国民健康保険・国民年金の手続き
    • 退職後、14日以内に国民健康保険と国民年金への加入
    • 会社の健康保険を任意継続することも可能
  • 必要に応じて、売掛金管理や収支のチェック方法

特に口座は、開業直後に融資の入金や取引先からの振込などがあるので、早めに作っておいた方が安心です。

いぐねこ

僕は忙しさで「後でやろう」と思っていたら、この部分が少し遅れてしまい、スケジュールが崩れて大変でした。

これから準備する方には、独立前のタイミングで整えておくことをおすすめします。

開業後すぐ必要になるものリスト

開業してから「これも必要だった!」と気づくものも多かったです。

僕が実際に揃えておいてよかったもの、後から慌てて準備したものをまとめました。

開業後すぐに使ったもの
  • 請求書・見積書のテンプレート
  • 業務に使うツール
  • お客様への挨拶状
  • バーチャルオフィス(必要な方は)
  • 仕事用のノートや書類ファイル
後から追加で準備したもの
  • 印刷物(封筒・チラシなど)の差し替え
  • 名刺の追加印刷
  • 仕事を進めるための書類整理用具

バタバタしている開業直後でも、必要なものが整っていると気持ちに余裕が生まれます。

「小さいことに見えるけど、準備しておくと後がラクになる」そう感じた項目ばかりなので、あなたの開業準備にもぜひ役立ててくださいね。

独立したあとの初期運用ガイド

開業届を提出して、名刺やメールアドレスも準備して、いよいよ個人事業主としての生活が始まります。

いぐねこ

僕も独立したその日から、「今日から本当に自分の力でやっていくんだ」と気が引き締まったのを覚えています。

ただ、開業した直後は気持ちが先に進んでしまって、つい目の前の仕事や準備ばかりに意識が向きがちでした。

実際に動き始めてみると、開業後の運用を整えておくことがかなり大切 だと実感しました。

ここでは、独立してすぐに役に立ったことや、後から「やっておいてよかった」と感じた内容をまとめています。

資金管理・会計ソフトの使い方

会社員の頃は意識しなかったお金の流れが、独立するととても重要になります。

いぐねこ

収入・支出・税金など、全部自分で管理しないといけないので、最初は戸惑うこともありました。

僕が取り組んだのは次のような流れです。

  • 会計ソフトを導入して、日々の取引をこまめに入力
  • 事業用口座とプライベート口座を分ける
  • 領収書やレシートをすぐに整理する
  • 税金の支払いがいつ来るかを事前に把握しておく
いぐねこ

特に、会計ソフトを早めに使い始めたこと はすごく助かりました。

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最初は慣れませんでしたが、毎日少しずつ触っていると自然と使いこなせるようになります。

独立したばかりの時期は、予想より早く税金の案内が届くので、資金の流れをつかんでおくと安心です。

クラウドソーシング/Webサイトで仕事を得る方法

僕の場合、開業直後は会社員時代からお付き合いのある法人企業さんからの依頼が中心でした。

ただ、今後のことを考えると新しい仕事の窓口を持っておくことが大切だと考えていました。

そこで活用したのが、クラウドソーシングや自分のWebサイトです。

クラウドソーシング
  • まだ実績が少ない時期でも仕事を受けやすい
  • 自分のスキルを試しやすい
  • プロフィールを整えておくと依頼が来やすい
Webサイト
  • 名刺だけでは伝わらない情報(実績やサービス内容)を載せられる
  • 問い合わせ窓口として活用できる
  • 同じ独自ドメインのメールアドレスと合わせると統一感が出る

僕もWebサイトを持つようになってから、
まだお仕事されていますか?
お願いしたい案件があります
と連絡をいただくことが増えました。

開業したあとの仕事につながる大切な部分なので、準備しておくと大きな味方になります。

信用を積み上げる働き方のコツ

独立して実感したのは、信用は一気に作るものではなく、少しずつ積み重ねていくものということでした。

いぐねこ

僕が気をつけていたのは、こんな小さなことたちです。

  • 返信はできるだけ早めに
  • 期限より早めの納品を心がける
  • 丁寧なコミュニケーション
  • 約束したことは必ず守る
  • できないことは正直に伝える

こうした積み重ねが、次の仕事につながったり、久しぶりの取引先から連絡が来たりと、思っていた以上の効果を生んでくれました。

独立すると自由な反面、全部が自分の責任になるので、日々の向き合い方がそのまま信用になっていきます。

無理なく続けられる範囲で、少しずつ積み重ねていく姿勢が大切だと感じました。

まとめ:会社員から個人事業主への道は「段取り」がすべて

会社員から個人事業主になるとき、僕も最初は不安だらけでした。

いぐねこ

それでも一歩ずつ準備を進めていくと、少しずつ道が見えてきて、案外なんとかなるものだなと感じる場面が増えていきました。

独立の準備は、特別なことをするというよりも、

  • 事業計画を書いたり
  • 支援センターに相談したり
  • 会社員のうちにできることを済ませたり

ほんとうに身近な積み重ねです。

開業当初は準備不足でバタバタしてしまったので、いま振り返ると「段取りを整えること」が大事だったなと思います。

いぐねこ

独立後は自分のペースで仕事ができたり、お客様の声が直接届いたりと、うれしい瞬間もたくさんあります。

もし今、少しでも独立に興味があるなら、まずは軽く事業計画を書いてみるところから始めてみてください。

やることが見えると、不安よりも「動いてみようかな」という気持ちが少しだけ大きくなります。

独立は、一気にジャンプする道ではなく、小さな段取りをひとつずつ積み重ねていく流れです。

一歩を踏み出すお手伝いになれば嬉しいです。

いぐねこ

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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