
個人事業主になったけど、複合機やプリンターどうしよう…
どのように選ぶのがいいのかな?
どんな複合機やプリンターが最適なのか悩んでしまいますよね。

選び方一つで業務の効率やコストの面でも大きな差が出るもの。低印刷コストの複合機を選ぶことで、経済的になりますよ。
- プリンター、複合機選びについて
- 低印刷コスト複合機の利点とは
- A4、A3サイズの複合機
- オフィス用と家庭用の違いとは
- 複合機のレンタルやリースについて
適切な複合機やプリンター選びは、ビジネスを効率的にするカギですよね。
エコタンクのような大容量の複合機は、インク交換の手間が少なく、印刷コストを抑えることができるんです。

具体的な例として、頻繁なインク交換のストレス軽減、レーザーと比べて印刷コストダウンがありますよね。
この記事では、低印刷コストで活躍する複合機を中心に、A4サイズからA3サイズ対応の機種まで、個人事業主に最適な複合機とプリンターを紹介します。
また、初期投資を抑えたい方のために、レンタルやリースもご紹介していますので、これから「プリンター、複合機」を決めようと思う方は参考にしてみてくださいね。

- 会社員から独立して個人事業主になりました
- 法人企業と仕事のやり取りする個人事業主です
- 個人事業主で準備したことを記事でご紹介しています
個人事業主に最適な複合機やプリンターの選び方

開業すると設備資金や運転資金も必要なので、50~100万円の複合機はなかなか購入できないですよね。
それでも安価な「プリンター、複合機」を購入しても、印刷速度、機能、印刷コスト、色合いなど機器によって変わります。
僕は②の「出力が多く(月200~500枚)、スキャン、コピーも使う」ことを想定していました。
購入するとずっと使えるものではないので、安いものは耐久性や印刷コストがかかってしまいます。
会社員時代はコピー機担当をしていたので退職する時に、取引先の詳しい方に相談し最初は低コストの小規模オフィス用複合機を導入しました。
個人事業主が低印刷コスト複合機を選んだ体験談

僕が低コスト複合機(エコタンク)を選んだ理由は、その使い勝手の良さと経済性のバランスです。

日々の業務で多くのドキュメントを扱うので、この複合機はまさに救世主でした。
低コスト複合機(エコタンク)を使っている感想がこちらになります。
- 大容量なのでインク交換頻度が少ない
- インクなのでレーザーより印刷コストが安い
- 印刷スピードもわりとはやい
- 大量印刷もできる
デメリットは、家庭用よりは高く、本体も大きいことです。
資料提出で、500~800枚(モノクロ)くらい出力することもありますが、問題なく使えています。
大容量でインク交換頻度が少ない

僕が使っている複合機の一番の魅力は、インクの大容量です。
A4サイズの文書がブラックで約7,500枚、カラーで約6,000枚印刷可能です。
これは、インク切れの心配がほとんどなく、突然の業務ストップを防ぐのに大きな役割を果たしています。
レーザーより印刷コストが安い
インクを使用するプリンターは、レーザープリンターよりも印刷コストが安いです。
複合機(インク) 低印刷コスト ![]() | 複合機(トナー) レーザー ![]() |
---|---|
約0.4~0.9円 モノクロ印刷 カラー印刷 約1~4.1円程度 | モノクロ印刷 約2~3円程度 カラー印刷 約10~20円程度 |
例えば低印刷コストの複合機だと、モノクロ印刷で約0.4~0.9円、カラー印刷で約1~4.1円と、コストパフォーマンスは抜群です。

レーザーも候補にあったけど、仕事でよく印刷するため、低印刷コストの複合機を選びました。
印刷スピードも速い
低印刷コストの複合機でも、印刷スピードは比較的速いです。

使っている複合機だと、印刷速度:モノクロ23ipm(約23枚/分)、印刷速度:カラー23ipm(約23枚/分)ぐらい。
低コストで経済的な複合機を選びながらも、印刷作業も効率的に処理できる利点があります。
大量印刷が可能
一度に500~800枚(モノクロ)くらい出力することもありますが、多少印刷スピードは落ちるけど問題なく使えています。
大量印刷に対応することで、業務効率の向上やタイムリーな納品など、個人事業主のあらゆる業務を満たすことができます。
低印刷コスト複合機デメリットはサイズと価格
家庭用に比べて小規模オフィス用は、本体もやや大きく、価格も高めです。

しかし、使っているとそのパフォーマンスを考えれば、これは小さな犠牲と言えるでしょう。
家庭用に比べて、インク交換頻度も少なく、仕事用ではスキャン、コピーも使いやすいからです。
個人事業主にもおすすめの低印刷コスト複合機
引用元:EPSONビジネスプリンター
初期費用は家庭用より高くなりますが、業務用の複合機よりは安いです。
高性能かつ低コストなので、インクを高頻度で購入しなくてよいのがメリットです。
(ブラックならボトル1本で約6,000枚)
おすすめのA4サイズ複合機
- A4プリント(片面・両面)
- 連続コピー、連続スキャン、FAX
- モノクロ約0.4円、カラー約1.0円
- 印刷速度:モノクロ15ipm(約15枚/分)
印刷速度:カラー8ipm(約8枚/分) - 重さ約7.0kg
- 耐久枚数は約5万ページ
- A4プリント(片面・両面)
- 連続コピー、連続スキャン、FAX
- モノクロ約0.8円、カラー約2.2円
- 印刷速度:モノクロ24ipm(約24枚/分)
印刷速度:カラー15.5ipm(約15.5枚/分) - 重さ約13.0kg
- 耐久枚数は約15万ページ
おすすめのA3サイズ対応複合機
- A4・A3プリント(片面・両面)
- 連続コピー、連続スキャン、FAX
- モノクロ約0.9円、カラー約2.2円
- 印刷速度:モノクロ23ipm(約23枚/分)
印刷速度:カラー23ipm(約23枚/分) - 重さ約22kg
- 耐久枚数は約20万ページ
- A4・A3プリント(片面・両面)
- 連続コピー、連続スキャン、FAX
- モノクロ約0.8円、カラー約4.1円
- 印刷速度:モノクロ30ipm(約30枚/分)
印刷速度:カラー30ipm(約30枚/分) - 重さ約28kg
- 耐久枚数は約30万ページ
オフィス用品サイトで比較検討
プリンターや複合機の種類も豊富なので、オフィス用品通販サイトでの購入もオススメです。

類似商品との比較が詳しくできるので選びやすいです。
登録も無料です
- Amazonビジネス
(登録には開業届などが必要) - アスクル
- カウネット
プリンター、複合機には、コピー用紙やインク・トナーが必要です。

買いに行かなくても事務所まで届けてくれるので、個人事業主や法人に便利なサービスですよね。
個人事業主の用途に応じた複合機やプリンターの選び方

会社員時代は、日々の業務や仕事で「コピー、FAX、プリント、スキャン」はよく使っていましたよね。
使い方によって、プリンターにするのか複合機にするのか決めてみましょう。
- プリンター
→プリント機能 - 複合機(大型・小型)
→コピー、FAX、プリント、スキャン機能
最初は小規模オフィス用の複合機が使いやすいです。
経営するのも自分なので、コピー、FAX、プリント、スキャンもあり、使える機能があっても困らないですよね。

なぜかと言うと、僕は家庭用プリンターを持っていたけど、難しいと思った理由がこちらです。
- 月の出力枚数:200~500枚想定
→ ✕ プリンターでは業務、仕事が難しい - スキャン:たまに使う
→ ✕ 連続スキャンできないと業務、仕事が難しい - コピー:たまに使う
→ ✕ 連続コピーできないと業務、仕事が難しい
打合せ時に、コピーやスキャンをすることもあるので、連続でできないと不便ですよね。
開業後の想定もしながら決めていくのがオススメです。
オフィス用と家庭用の比較
家庭用プリンターと小規模オフィス用を使って、比較した内容がこちらです。
使っての比較です
内容 | 小規模オフィス用 | 家庭用 |
---|---|---|
イメージ画像 | ![]() | ![]() |
初期費用 | 5~15万円 | 数万円 |
印刷スピード | はやい | 安い機種は おそい |
両面印刷 | できる | できない ものあり |
スキャン | 連続 | 1枚ずつ |
用紙サイズ | A4・A3 など | 安い機種だと A4が多い |
FAX | できる | できる機種 あり |
大量印刷 | できる | 不向き |
インク代 | ときどき | 定期的に 購入必要 |
安価なプリンターの業務使用のリスク
安いプリンターや複合機は、初期費用を抑えることができるけど問題点もあります。
- 印刷スピードが遅い
- 両面印刷できない場合も
- 給紙枚数が少ない
- 連続コピーができない
- 連続スキャンができない
- 初期費用は安いがインク代が高い
使ってみると、業務や仕事で使える「プリンター、複合機」を購入しないといけないケースも発生します。
開業時は複合機のレンタルも選択肢としてあり!

複合機のレンタルは、月にどれくらいの枚数を使うのか検討できるところがオススメです。
僕は開業してすぐに小規模事業用の複合機を購入、短期間はレンタル複合機を使って判断すれば良かったと後悔しています。
複合機レンタルのメリット![]() | 複合機レンタルのデメリット![]() |
---|---|
購入せず複合機を定額料金で使える 途中解約もできる 開業して使う枚数の把握ができる 複合機の購入、リースの検討材料に 7日間フリートライアルできる | 長期で利用すると高くなる 途中解約すると、契約期間分の料金が発生 |
複合機レンタルはメリット、デメリットもありますが、開業してどれくらい使うかの判断材料にもなりますよね。
印刷枚数が増えた場合のリースやレンタル検討

安い複合機も当然ありますが、「大量出力に不向き、高額の複合機は開業時になかなか購入できない…」このような問題点もありますよね。

開業して印刷枚数が増えてくる予想ができる場合は、レンタルまたはリースの検討をしてみるのもオススメです。
- 複合機の購入
- 複合機のレンタル
短期間で使い、事業実績を作ってその後はリース検討 - 複合機のリース
説得力ある資料を作成し審査に申し込んでみる
大型複合機の購入・リース・レンタル比較
内容 | 複合機 購入 | 複合機 レンタル | 複合機 リース |
---|---|---|---|
イメージ画像 | ![]() | ![]() | ![]() |
所有権 | 個人 または 法人企業 | レンタル会社 | リース会社 |
初期費用 | 高い | レンタル 会社による | 安い (初期費用0円など) |
月の ランニング コスト | 安い | 高い (月のレンタル料金) | 高い (月のリース料金+カウンター料) |
利用期間 | 自由 | 長期・短期 | 3~6年 |
途中解約 | – | できる | できない |
審査 | なし | なし | あり |
機械の選択 | できる | できない | できる |
まとめ:個人事業主の複合機、プリンター選び
安いからといって初期費用があまりかからないプリンターや複合機を使うと、耐久性や印刷コストなどの問題が発生します。

日々の業務や仕事内容に合った、プリンターや複合機を選ぶのが良いですよね。
その他、個人事業主が用意したい内容もご紹介していますので、参考にしてくださいね。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。