
個人事業主の準備中です。
そのようなこと気になったことはないでしょうか。
準備段階や業務で印鑑があるのとないのとでは大きく違ってきます。
必要になる印鑑を作成することで、準備や業務での不安も解消されてます。
このページでは、僕が個人事業主の準備段階での失敗談も含めながら、必要な印鑑についてご紹介しています。
最低限用意しておきたい個人事業主の印鑑
個人の印鑑は用意
- 認印
開業準備や業務の確認用など - 実印
融資を受ける時など - 銀行印
事業用の口座用に
個人の「認印」「実印」「銀行印」を持っておくと、開業に向けて準備ができます。
脱ハンコになってきているけど、確認用や融資に必要です。
持っておきたい印鑑
- 角印(電子角印)
見積書、請求書、納品書、領収書などに - 住所印
書類作成時、封筒用などに
あると便利な物
- 在中スタンプ
- 捺印マット
- 朱肉
屋号で活躍したい場合は「屋号付き印鑑」は持っておくと良いです。
データでやり取りする場合もあるので「電子角印」も作成していると便利です。
必要がある場合に
- 会社実印
契約時や今後法人化予定 - 屋号の銀行印
屋号付きの口座で必要の時
個人事業主の場合は「会社実印」は存在しないので必要ないと思います。
下記の理由で、実印と銀行印を作成しました。
- 重要な契約書に個人印鑑より、屋号印の方が「信頼を与えられるかな?」との理由で僕は作成しました。
- 屋号付き口座用に銀行印を作成しました。
僕の場合は、屋号付きでも個人の印鑑になりました。
(銀行に確認が必要です)
確認用などは個人の「認印」で対応
以前は「開業届」に押印が必要だったけど、令和3年度税制改正より不要になりました。
脱ハンコになってきているけど、認印は持っておきたい印鑑ですよね。
認印こんな時に
- 荷物の受け取り用に
- 書類の承認、確認用に
- 事務作業用に
普段使っているのとは別に、仕事専用として用意しておくのも良いですよね。

プライベート用と仕事を一緒にしていると、探すことがよくありました。
仕事用で作成していると、他の印鑑と一緒に管理できます。
融資の時は個人の「実印」が必要
個人事業主になる場合は持っておきたい印鑑です。
開業する時に融資を受ける場合もあるので、銀行書類に個人の「実印」が必要です。
実印を持ってない場合は、作成して印鑑登録が必要です。
実印こんな時に
- 融資を受ける場合などに
- 大きな契約をするとき
(不動産など)
開業準備中の失敗談
僕は過去に作成したと思っていたけど、作成していませんでした。
いそいで作成し役所で登録を済ませたけど、ちょっと焦った経験があります。
インターネットから作成したけど、すぐ作成できたのですごく便利でした。
事業用口座に「銀行印」を用意
個人事業主の場合は、個人の口座とは別に事業用口座をつくっておくと管理しやすいです。
会計処理をする時に、プライベートと事業を一緒していると処理しづらいです。
事業用口座をつくるとき
口座は「屋号+個人名」でつくれます
- 個人の銀行印
- 屋号入りの銀行印
銀行によって異なるので「屋号入りの銀行印」で登録できるかは、銀行に確認が必要です。
僕の失敗談
- 銀行に確認していませんでした。
- 開業届を提出し屋号付き口座をつくろうと「屋号入りの銀行印」を作成したけど不要でした。
- 個人の印鑑での事業用口座となりました。
個人事業主の「角印」は見積書や請求書用に
請求書や見積書は「認印」や「印鑑がなくても」問題ないけど、屋号があると持っておきたい印鑑です。
書類提出時に悩むこと
- 印鑑なしで問題ないかな
- 個人の認印で問題ないかな
- 屋号があるから角印で提出したいな
見栄えのことや提出書類が多くなると「角印」はぜひ持っておきたいところですよね。
角印こんな時に
- 見積書
- 請求書
- 納品書
- 領収書
押していると「確認しました」そうなるので、ないより印鑑はあった方が良いですよね。
もう一つは、個人事業だけど会社みたいに「しっかりしていますよ」と角印で印象を与えることもできます。
角印の作り方は、下記記事でご紹介していますので参考にしてみてください。
お悩み人個人事業主になったのだけど、見積書の印鑑どうしようかな。個人用で良いのかな?そのようなこと、気になったことはないでしょうか。僕も実際どうしようかと悩んだ一人です。 見積書の印鑑どうし[…]
お悩み人個人事業主になったのだけど、請求書の印鑑どうしようかな。個人用で良いのかな?そのようなこと、気になったことはないでしょうか。仕事も終わりに近づき、請求書の準備。最後だからこそ、キレイに提出したいで[…]
データの場合は「電子角印」が便利
メールでデータのやり取りをする場合もありますよね。
- 資料作成
- 出力して印鑑を押す
- スキャン
- メール送信
毎回この作業は手間なので「電子印」があると②と③は省略できます。
フリーソフトで作成できるけど、費用をかけて作成した場合の方が当然仕上がりも良いです。
印鑑の窓口で電子印を作成することができるので、必要であれば参考にしてみてください。
書類作成や封筒用に「住所印」が便利
屋号で活動、個人名で活動している場合でも「住所印」は自由に作成できるので持っておくと便利です。
- 封筒の連絡先用に
- 領収書に
- 書類作成用に
手書き作成する時は、バランスを考えたり下書きしたり慎重になりますよね。
時間がある時は大丈夫だけど、忙しい時ほど住所印は活躍してくれます。
親子判は、1段~5段の組み合わせを自由に決めることができ、また取り外しもできます。
用途によって使うことができるので便利です。
住所印の作り方は、下記記事でご紹介していますので参考にしてみてください。
お悩み人会社でみたことある住所印ってどうやって作るのかな?そのようなこと、気になったことはないでしょうか。封筒や書類に押すと、手書きで書くよりも時間が短縮できますよね。ジョン字を書くのにも[…]
事務所作業や外出時にあると便利な物
封筒の中身が分かるように「在中」は基本ですよね。
企業は多くの郵便物が届くので「この書類は重要です」と開ける前から中身が伝わりますよね。
朱肉がないと押せないし、外出時に住所印と一緒に持ち歩くこともあります。
朱肉やマットを相手から借りることになるので、用意していると良いですよね。
さいごに:個人事業主の印鑑準備
個人事業主の印鑑の準備についてのご紹介になりました。
業務をしていると、確認用として印鑑(サイン)を使う場合もよくあります。
屋号で仕事をしようと思う場合に
- 認印 → 確認用など
- 実印 → 融資を受ける時など
- 角印(電子角印) → 見積書、請求書、納品書、領収書などに
- 住所印 → 書類作成時、封筒用などに
この4点はあると便利です。
準備中は忙しいので、インターネットから簡単に作成することができます。
印鑑を用意していると、準備もスムーズになります。
